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2012年2月11日土曜日

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い/Extremely Loud and Incredibly Close




2011年アメリカ映画
監督:スティーブン・ダルドリー
上映時間:129分

出演は、トム・ハンクスとサンドラ・ブロック。主人公のオリバーを演じるのは、トーマス・ホーンって子なんだけど、なんでもクイズ番組に出てたのをスカウトされたらしい。それで、あのすごい演技ができるってどうなの?天才子役ってやつですかね。

Derek's Movie Review: 8/10

(映画館でみた方が演出の効果を感じやすい)

さらっとあらすじ

9.11で犠牲になった父親の死が受け入れられないオリバー。ある日、父親の部屋でブラックさんと書かれた封筒の中にある鍵を見つける。オリバーは、その鍵穴の先には、父親の何かがあるのではないかと考え、ニューヨーク中のブラックさんを探す旅を始める。

映画の宣伝では、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックの共演って言ってて、何か2人がメインかのようだけど、実際は、トム・ハンクスは、ほとんど映画に出てこない。最初の方に、ちょろっとでて後は、留守番に録音された声のみ。
主演の子が無名だから、しょうがないけど。

主人公のオリバーはアスパラガー症候群。wikiによると”総合的なIQが知的障害域でないことが多く「知的障害がない自閉症」”、ということ。映画の中でも、すごく頭は良いけど、ちょっと思ったことをストレートに言ってしまうことがあって、お母さんを困らせてる。

ストーリーの進み具合が、すごく上手くて観客の興味を沸かせる方法。9.11が起きた日にお父さんは、ワールドトレードセンターにいて、家に6回電話するんだけど、誰もいなくて留守番電話に。オリバーは事件のせいで、学校を早く返され、お父さんの留守電を聞く。映画の初めの方では、留守電の1回目、2回目しか聞けないけど、映画が進むに連れて、3回目、4回目と、だんだん聞けるようになって、それで6回目の時は・・・みたいな。最後はすごく感動。目がウルってくる。

アスパラガー症候群の演技なんだけど、演出のおかげで上手く表現できてると思う。

映画の最初の方は、微妙かなとおもったんだけど、途中から、向かいのおばあちゃんの家に住んでる間借り人がオリバーと一緒にブラックさん探しに同行し始めてから、けっこう面白くなってくる。間借り人はかなり年で、精神的な問題で話すことができないから、会話はいつもノート。

メインは、鍵に合う鍵穴探すだけだと思っていたら、実は、その間借り人も以外と重要な人物だったりして。

こういう映画って、後半からどう終わるんだろうって考えちゃう。考えてもわかるわけないけど、この映画は上手くまとまってる。ただ、オリバーとお母さんの関係がどうやって上手く行くのかと思ったら、ちょっと調子が良すぎる。驚きの展開だけど、そんなバカなって感じw。

アカデミー賞作品賞ノミネートだし、すごく感動するし、ぜひ映画館で見て欲しい作品。

デレクのどうでもいいけど

字幕で「コミコン」って出てきたけど、普通にわかる人って、そんなに多くないと思うのは俺だけだろうか。
コミコン=コミック・コンベンションの略。行ったことないから、わからないけど、コミック・フェスみたいな感じと思っていれば良いかな。

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